こんにちは。服部葬儀社 相談員の中道 剛です。

葬儀後にすべきことがたくさんあって大変だという事はよく耳にすると思いますが、いったいどのようなことを行わなくてはならないのでしょうか。

今回は葬儀後に遺族が行わなければならいことをご紹介します。

 

 

 

◆香典のお礼

 

北海道のほとんどの地域において葬儀に会葬される方は香典を持参し、喪主はそのお礼を「香典返し」(会葬返礼品・会葬お礼品)としてその場でお渡しします。

 

・一般参列者からの香典

北海道の一般参列者の香典金額は5千円~1万円が一般的といわれています。

このような一般的な香典金額であれば、お返しは当日にお渡しする「香典返し」のみで差し支えありません。

 

通常より高額な香典(2~3万円以上)をいただいた方へは「後返し」としてあらためてお礼をする必要があります。いただいた香典の1/2~1/3程度の金額の品物を選び、お礼状を添えて直接お持ちするかお送りします。
(服部葬儀社では、後返しのご相談や手配と発送、礼状の作成も承っております)

 

本州では49日の忌明け以降にお礼をすることが通例ですが、北海道の場合は葬儀のお礼という事で、葬儀後(葬儀後~3週間程度まで)にお渡しする場合がほとんどです。つまり即返しである香典返しの延長というわけですね。

 

 

・親族からの香典

親族の葬儀に用意する香典は一般の方より金額が多め(2~3万以上)の場合がほとんどです。それでは、後返しの対象になるのでしょうか?

葬儀の際に遺族側は親族に対して食事や通夜振舞い、そしてお帰りの際には「引き物」をお渡しすることで、お返しとしますので特に「後返し」は必要ないでしょう。

しかしながら、他の親族に比べ高額の香典をいただいた場合はその限りではなく、改めて「後返し」をお渡しすべきでしょう。

 

 

・供花や供物のお礼

葬儀の際に供花や供物など送っていただいた方にもお礼は必要です。

通常スタンド型生花などは、12,000~30,000円の場合も多く、やはりお礼として1/2~1/3の品物を用意してお渡しするべきでしょう。

 

また、飾りのついた大きな供物についても同様にお返しをお渡しします。

ただし、親族などが会葬の際に持参する菓子折り程度の大きさの供物であれば、お礼の気持ちを伝えるにとどめ、お返しをする必要はないでしょう。

 

複数の同僚から「○○一同」と連名で供花・供物をいただいた場合は、個装になっており、数が人数分以上ある菓子折をお渡しするとよいでしょう。

ただし、会社毎に慣例があればそれに従って対応します。不明な場合は上司または総務課などに相談するとよいかもしれません。

 

 

◆ご挨拶まわり

故人が生前お世話になった方や葬儀の際にお世話になった方などには葬儀後にご挨拶が必要です。しかしながら対象の人数が多かったり、遠方で伺う事ができなかったりする場合は、上記の後返しのように品物にお礼状を添えてお送りすることで、ご挨拶に替える方法もあります。

 

・故人が生前特にお世話になった方

故人が生前特にお世話になった方へのお礼が必要となる場合があります。ただし現実にはよほどのことでない限り伺う方は少ないようです。

 

 

・葬儀のお手伝いをいただいた役員

葬儀終了時に忌中引きの料理や引き物などを渡した場合は、改めてお礼の品を渡す必要はない場合がほとんどです。ただし、葬儀委員長など特に気を遣わなければならない方には直接伺ってお礼を伝える必要があります。

 

 

・お礼の際の金品はNG

お礼のご挨拶まわりは手ぶらで伺うわけにはいきませんので品物を持参します。

渡す側にとっても受け取る側にとっても効率的だからといって、現金や商品券をお渡しすることはNGです。ほとんどの場合、葬儀の際に香典として現金をいただいているはずなので、お返しに現金や金額がわかる金券を渡すと、いただいた香典を突き返すことになってしまいます。これは冠婚葬祭において大変失礼な行為とされています。

 

 

・町内や会社の慣例があれば従う

葬儀のお礼の方法は、それぞれの団体や組織で決められている場合があります。例えば町内会で葬儀のお手伝いをお願いした場合は〇〇円、町内会長が葬儀委員長を行った場合は〇〇円といった具合です。慣例や決まりがあればそれに沿って対応すると良いでしょう。

 

 

 

◆法要

仏教式の場合では葬儀が終わって間もなく法要がやってきます。

初七日、49日、1周忌、3回忌、7回忌、13回忌は特に重要な法要とされています。

 

・49日までの法要(中陰法要)

初七日(しょなのか)

二七日(ふたなのか)

三七日(みなのか)

四七日(よなのか)

五七日(いつなのか)

六七日(むなのか)

七七日(なななのか)=49日法要

 

日の起算は亡くなった日を含めます。例えば、5月1日に亡くなった場合の初七日は、5月7日です。もし通夜5月3日、葬儀5月4日とした場合はわずか3日程で初七日がやってくることになります。

初七日は重要であるため、以前は初七日の法要に親族を呼ぶことが多かったのですが、葬儀と日程が近いため、近年は家族だけで行う場合が多くなってきました。

49日、法要に関しては特に重要な法要の為、親族を呼び会食を伴った法要を行うべきでしょう。

また、神式(神道)では十日祭から始まり10日毎に霊祭を行い、5回目の五十日祭で忌明けとなります。

重要な法要では、みなさんが集まりやすいように命日より繰り上げて 土、日、祝日に行われる場合が多いのですが、繰り下げるのは良くありません。

 

 

・親族を呼ぶべき法要とは

四十九日法要をはじめ、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌までは行うべきでしょう。

 

遺族の中には「信仰心が無いし、省略しても良いよね。」、「親戚の人たちは高齢だし、お誘いしたら迷惑だよね。」と考える方がおりますが、親族といえども血縁の深い兄妹や信仰心の強い親族も多いかもしれません。遺族が主体となる法要ではありますが、親族が関係ないわけではありませんので、親族を呼ばないと考えた場合には、親族の中心となる方へご意見を伺うべきでしょう。

 

 

・繰り上げ法要を行っているので必要ない?

よくご遺族の方より、「火葬場から帰ってきて初七日から49日までの繰り上げ法要を行ったので、49日までの法要やお参りは無いですよね。」とのご質問があります。

本来は葬儀に出席した遺族・親族は7日毎の法要を49日まで7回全員出席すべきという考えがあります。かつて交通機関の発達していない時代の北海道ではそれが困難として、参加することができない親族のために繰り上げ法要を行うようになったといわれています。

北海道(他県でもありますが)特有の風習で、決して繰り上げ法要ですべてのお参りが終わったわけでは無いのです。

 

 

◆手続き

・役所の手続きなど

葬儀前には死亡届の提出がありますが、葬儀後にもさまざまな手続きが待っています。

役所で行う手続きをはじめ、年金や健康保険などがあります。

遺族への給付金なども申請を行わないと受けられない場合がほとんどです。

 

 

・名義変更

故人名義の自動引き落としの支払いの名義変更。
電気水道代や電話(携帯)代も忘れがちです。通帳を確認して引き落とし項目を確認します。

 

 

・生命保険金の申請

生命保険は申請を行わないと保険金が支払われません。まず保険証券をそろえ受取人が誰なのかを確認したうえで申請を行います。

 

 

・相続

遺言書の有無を確認します。
仲の良かった家族でも相続がきっかけで「争族」になることも多いので注意しましょう。

これらの内容はとても深いので改めて別の機会にご紹介します。

 

 

◆納骨

仏教式の場合は49日に、お墓や納骨堂へ納骨を行います。その際にはお経をいただくことになるので、日時についてあらかじめ寺院と調整する必要があります。

49日法要の終了後に納骨をされる方や後日改めて家族だけで納骨する場合もあります。

また、49日が冬季間でお墓に納骨できない場合は、法要のみ執り行い、雪解け時期に合わせて納骨します。詳細な時期については霊園の管理者に問い合わせます。

 

 

 

◆まとめ

・北海道内での香典のお礼は、その場で香典返しをお渡しします。高額な方には別途「後返し」をお渡しします。

 

・故人が生前特にお世話になった方や葬儀のお手伝いをいただいた葬儀委員長などには直接お礼に伺います。

 

・亡くなった故人の法要は家族だけのものではありません。49日や一周忌など重要な法要に親族を呼ばない事を考えている場合は、本家や影響力のある親族に相談することをおすすめします。

 

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