こんにちは。服部葬儀社 相談員の中道 剛です。

 

みなさま葬儀役員とはどのようなものかご存知でしょうか?もし近所の方や町内会・区会より「葬儀のお手伝い」を依頼されたとしたらどうされますか?

かつてお葬式のお手伝い(葬儀役員)は、町内会(区会)をはじめ知人や友人にお願いする事が一般的でしたが、近年ではそのような形式が極端に減っています。

そして、昨今「家族葬」と呼ばれる小規模なお葬式が増加していますが、そのようなお葬式を行う場合でも役員をお願いすることはできるのでしょうか?今回は葬儀役員についてお話しします。

 

◆葬儀役員は誰に依頼するの?

 

・町内会(区会)や知人、社員が行う場合

葬儀役員をお願いすると言っても、「一般の方の葬儀」と「会社で行う社葬」では依頼先が異なります。

地域差はありますが一般の方のお葬式の場合は、

こんにちは。服部葬儀社 相談員の中道 剛です。

 

みなさま葬儀役員とはどのようなものかご存知でしょうか?もし近所の方や町内会・区会より「葬儀のお手伝い」を依頼されたとしたらどうされますか?

かつてお葬式のお手伝い(葬儀役員)は、町内会(区会)をはじめ知人や友人にお願いする事が一般的でしたが、近年ではそのような形式が極端に減っています。

そして、昨今「家族葬」と呼ばれる小規模なお葬式が増加していますが、そのようなお葬式を行う場合でも役員をお願いすることはできるのでしょうか?今回は葬儀役員についてお話しします。

 

◆葬儀役員は誰に依頼するの?

 

・町内会や知人、社員が行う場合

葬儀役員をお願いすると言っても、「一般の方の葬儀」と「会社で行う社葬」では依頼先が異なります。

地域差はありますが一般の方のお葬式の場合は、町内会または区会に依頼する事が多く、知人や友人にお願いする場合もあります。

一方、会社で行う葬儀「社葬」での葬儀役員は、その会社の社員や役員が勤めることが一般的です。

葬儀役員を町内会(区会)や知人に依頼することのメリットは、遺族や会葬者と面識のある方が受付にいるという安心感です。
デメリットは、葬儀役員を引き受けてくれた知人や友人に対してお礼も含めて気を遣う必要があることです。

 

 

 

・専門のプロに依頼する場合

葬儀役員を専門の派遣会社に依頼するという方法もあります。その場合、葬儀社が手配を行います。
香典という現金の取り扱いがあるため、葬儀社も信頼のおける派遣会社に依頼しなければならないからです。

プロに依頼するメリットは、作業に慣れているため人員が少なく済み、思ったより費用がかからない場合が多いことと、一切気を遣う必要がないことです。
デメリットは、遺族の知り合いではない為不安に感じる方もいることです。

 

 

◆葬儀役員の種類

葬儀役員には様々な種類の役職があります。「一般の方の葬儀」と「会社で行う社葬」は会葬者の人数に違いがあるため、役員の種類も変わります。

それでは葬儀役員の種類についてご紹介します。

 

・葬儀委員長

比較的会葬者の多い葬儀(一般葬)で依頼する場合があります。親族のみという家族葬においては依頼する事はほぼありません。また、町内や区会の方が多く参列する葬儀の場合は、その会長に葬儀委員長を依頼する方も多い傾向にあります。

 

 

・司会

司会を行うためには、ある程度葬儀の知識と司会の熟練度が必要なため、近年はプロに依頼することが多くなっています。葬儀社のスタッフが行う事もありますが、家族のみなどの少人数での家族葬では必要ないでしょう。

 

 

・受付係、会計係

受付で香典を受領した際に袋に記載の金額と現金に相違が無いか確認したうえで香典返しを渡します。北海道では会葬者が記帳を行わず、香典袋に書いてある氏名、住所、香典金額などを受付係・会計係によって「香典帳」に記入します。

会計係は出納帳に記載された香典金額と現金に相違が無いか確認します。必要であれば領収書も発行します。また、おくられた供花や供物の名称、おくり主の氏名なども香典帳に記載します。

 

想像以上に仕事量も多く、特に会計係は現金を取り扱う責任もあり、家族葬でも専属のプロを依頼する方が増えています。

・接待係、台所係

接待係は、僧侶や弔問客へお茶を出したり、夕食や通夜振舞いなどの料理の配膳を行ったりします。火葬場にも同行して飲食の接待なども行います。

台所係はおにぎりを握るなど軽食や食事を作る係ですが、近年は仕出し料理を利用する方がほとんどです。いずれも町内会(区会)の婦人部など女性が務める事が一般的です。

近年は受付・会計係と同じくプロの接待係に依頼する方が増えています。

 

 

・その他の役員

会葬者が多い葬儀や社葬などの大型葬では、さらに多くの役員が存在します。
例えば、「葬儀副委員長・顧問・相談役」などがあげられます。

また、「会場(式場)係・駐車場係・下足(靴)係・撮影係」なども必要になる場合もあります。

 

 

 

◆葬儀役員のマナー

 

・服装のマナー

葬儀役員としての服装に関しては、葬儀に参列する服装です。
女性で接待係をする場合は、黒いエプロンや白い割烹着を用意する必要があります。地域や町内会(区会)により揃える場合があるので、一緒に行く経験豊かな方に相談するとよいでしょう。

 

 

・葬儀役員のマナー

式場やその近くでは、お葬式のお手伝いに来ていることに配慮して、大きな声で笑ったりすることは控えましょう。通夜が終わり、地域によっては通夜振舞の席に招待されることもあります。その場合は、遠慮なく参加させてもらいましょう。ただし、長居しすぎたり、泥酔するまでお酒を飲んだりすることはマナー違反です。

 

 

 

◆家族葬の場合には役員は必要?

家族葬といっても明確な人数が決まっているわけではありませんが、家族数人だけで行う家族葬の場合の葬儀役員は必要ないでしょう。ただし親族が多く、少人数ながら知人などが参列される場合など、15名~20名以上になるようでしたら香典を預かる受付が必要になります。その際は受付・会計の他、食事の配膳を行う接待も必要になるでしょう。

不明な場合は葬儀スタッフへ相談しましょう。

 

 

 

◆葬儀役員を家族で行う事は?

このような役員が行う受付や会計の業務を小規模だからと孫にでもしてもらおうと考える方もいらっしゃいます。親族や弔問客が10名に満たない場合は、問題ないかもしれませんが、15名~20名以上になってしまう場合はある意味「仕事」になってしまいます。お孫様も仕事ではなくあくまでも弔問に来ているということに配慮しましょう。

葬儀役員の手配をお考えの方は葬儀社に相談するとよいでしょう。
服部葬儀社では事前のご相談も承っております。いざという時に慌てないためにあらかじめ検討しておくことをおすすめします。

 

 

 

◆葬儀役員へのお礼

葬儀役員にお手伝いいただき、無事葬儀が終わったあとのお礼は必要でしょうか?
答えは必要です。

ただし、独自のルールが設けられている地域や町内会(区会)もあるので注意が必要です。
例えば忌中引き(繰り上げ法要)まで参加していただいて、忌中引き料理や引き物を渡したことでお礼は終わりというルールで行っている場合もありますし、現金で○○円とお礼金が決まっているという場合もあります。

しかしながらルールで決まっている場合を除き、現金でお礼をすることは「いただいた香典を突き返すことになる」という考え方もある事から、マナーとしてはNGです。

町内会や区会に依頼してお手伝いいただいた場合は、お礼のルールを確認後、葬儀後、翌日~3日以内には直接お礼に伺った方がよいでしょう。

 

 

 

まとめ

・葬儀役員の依頼は、会社で行う「社葬」では会社役員や社員へ、一般の葬儀であれば町内会(区会)または知人に依頼します。そのほか、プロの葬儀役員に依頼する方法もあります。

・葬儀役員の種類は様々ですが、親族や弔問者が来る葬儀には受付・会計・接待は必要です。一般の方が参列する一般葬では葬儀委員長に依頼する場合があります。

・町内会(区会)や知人に葬儀役員を依頼した場合では、葬儀後早々にお礼が必要でしょう。また、町内会(区会)に依頼した場合では、お礼品やお礼の目安が決まっている場合があります。

 

 

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